京都の老舗料理旅館 『渡月亭』 のお部屋に私の書作品が掛けられています。
『調和体』 と 『掛け軸』 です。
いろんな方に見ていただけて光栄です。
『鹿王の間』・・・ろくおうのま と読みます
京都独特の地名で 『鹿王院』 というお寺があります
和室ですが調和体なので額装になっています
四季を感じる詩を詠んで書いてみました
『鳴滝の間』・・・なるたきのま と読みます
鳴滝という地に川があって小さいけれど迫力のある滝があります
昔は名もない滝だったそうですが、その滝が大きな音を出して村人に危険を知らせて災害から守ったという言い伝えがあります
その後 『鳴滝』 と呼ばれるようになったということです
その 『鳴滝の間』 の掛け軸です
半切に120文字を納めてあります
これと同じ詩文で京都大丸で行われる 『京都書作家展』 にも出展いたしました
その作品は額ですが軸と額、展示会場とお部屋、風情が全く違って私自身も驚いています